二月の星のうえ

テイルズが好きです。ほぼネタバレに配慮していない個人的な感想です。

【TOTR】レイズ11章考察。特異点はきみなのかもしれない

テイルズオブザレイズ 11章『歴史と伝説の世界』が昨日配信されました。
今回は、ファンタジアからクレスとチェスターが登場。なお、舞台は9章のシンフォニア・ファンタジア系列の大陸です。 
今回もとても面白かったので気になるポイントをあげていきたいと思います。

救世軍の内情

これまで詳細がよくわからなかった「救世軍」についていろいろ明らかになりました。
マーク、ファントム、反鏡映点のみなさま……にそれぞれ思惑があり、まさに一枚岩ではない組織といった様子。
どうでもいいけど、唐突に姿をあらわしたファントムがイケメンすぎてビビりました。抗えないほど好み。 

■10章までにわかっていたこと

  • 救世軍のリーダーはマーク。ファントムは幹部という肩書き。
  • 救世軍の上層部と下っ端では持っている情報が違う。ファントムは「特異鏡映点には世界を滅ぼす力がある」と言うが、マークは下っ端たちへ「特異鏡映点はこの世界を救うことができる存在」と伝えていた。目的は不明。
  • 「失われた命の復活」を目的に、救世軍に協力する鏡映点(反鏡映点)として、ミトス、ディスト、リヒター、チェスターの4名いることが判明している。ディストは「救世軍四幻将」と命名。鏡映点殺しをさせようとしている(ファントムが?)。

■11章でわかったこと

  • ファントムがイケメンだった。
  • 9章や10章で起きた、イクスたちによるものでない具現化は、ファントムがマークに相談なく勝手にやっていたものらしい。
  • マークは独自に「フィル」のことを調べている。それを依頼されたのは、ほかの反鏡映点?(後述)
  • マークが出向いてイクスたちと直接やりあうことはできないらしい。(後述)
  • フィルはイクスたちの幼馴染みだが、セールンドから引っ越しており、一年に一度くらいしか会えなかった。(後述)
  • チェスターが持ち出した設計図は、ファントムのもの。具現化装置の一種のようだが、妙なこだわりや趣味、執着心が感じられるとのこと。
  • 救世軍の創始者にして初代リーダーだった「フリーセル」という人物がいたが、ファントムに始末されていた。マークは、お飾りの救世軍リーダー。

新たな反鏡映点

冒頭、マークが頼みごとをしたのは、すでに登場している反鏡映点の4人とは違う人物のようでした。

マーク「――それじゃあフィルの件、調査を進めてくれ。ファントムには絶対に気取られるなよ」
???「大丈夫大丈夫、信用しろって。俺は出来る男だぜ? んじゃ、行ってくるわ」

……こいつはあれだ。マークとファントムのダブルスパイして最終的に優しいイクスたちのところにいるしかなくなる屑くんだろ!
※エクシリアに「傭兵は信用が第一~」みたいなセリフや、「できる男アルヴィン、よろしく!」というセリフがありましたね。

「失われた命を復活させる」という救世軍に協力していて、かつ、この軽薄さは、母レティシャが死んだあとのアルヴィンである可能性がかなり高いと思います。少なくともX2アルヴィンではないかな。
そしてさっそくマークがあんまり信用してなくて面白いし、ディストたちよりあとにこの世界に出現したんだろうか、なぜか救世軍四幻将から漏れている。

マークとファントムについて

お飾りのリーダーといわれても何も反論できなかったマーク。お飾りとはいえリーダーの彼がファントムに逆らえないところを見ると、前リーダーを始末して実権はほぼファントムにあって、けれど人を指揮するのは面倒とか、自分の姿や真名を明かしたくないからマークを表に出しているのでしょうか。
いつも敬語をつかっているのに、マークに対して「お前はお飾りの救世軍リーダーだ。そのことを忘れるなよ」と凄んだファントムさん迫力ありました。気が変わればマークのこともいつでも取り替えられるご様子。 

マーク自身は、ファントムに反抗的な態度をとるものの、どうやら自由に動けない立場である様子。チェスターやアルヴィン?に頼るしかなく、物理的に動けないようなんだけど、これやっぱりマークが鏡精の可能性あるんじゃないの?しかもファントムの鏡精
(ファントムがマークについて「一人では遠くに行けない坊やが何を吠えるのかと思えば」と発言していて、これをそのままの意味で解釈すると「鏡士から距離が離れると具現化を保てなくなる」鏡精の性質と一致する。)

また、ここではじめて救世軍の創始者にしてリーダーだった「フリーセル」の名前が出てきました。マークとも面識があるらしいけれど、その他のことは不明です。
冒頭でマークがファントムの勝手な行動を咎めた際、「そもそもあいつの目的は――」と言いかけるが、「あいつ」とはフリーセルのことなんだろうか。

あと、個人的にはファントムかマーク=フィルなんじゃないかと思ってたので、この線が消えてちょっとざんねん……!でも、今後がとても気になります。

フィルに対する温度差

クレス「ロイドとコレットも幼馴染みなのか。もしかして、イクスとミリーナも?」
イクス「ああ。それとフィルって奴を加えて、三人で遊んだよな」
ミリーナ「ええ、懐かしいわ」
イクス「フィルは遠くに引っ越したから、一年に一度くらいしか会えなかったけど、大事な幼馴染みなんだ。あいつには迷惑もかけたけど、また、みんなで会えたらなって思うよ……」
ミリーナ「……そうね」

さて、これまで「フィル」についての話があったのは、10章と水着イベントの一瞬だけでしたが、フィルの話題を出したり、回想するのは必ずイクスの方でした。
一方、ミリーナは相槌を打つものの、フィルの思い出について語ったことは一度もありません。
今回もなんだか微妙な雰囲気で、「会いたいけどもう会えない」感が醸し出されています。単にもう連絡をとらなくなってしまっただけなのか、すでにこの世界にいないのかは不明。でもやっぱりミリーナは話を広げず会話終了。 

もしかして、ミリーナはフィルのことが記憶にない、もしくは、フィルについてイクスに知られたくない記憶があるのではないだろうか???

前者の場合は、イクスが鏡映点で、ミリーナはその付属としてこの世界に具現化されたために記憶が食い違うという可能性がなきにしもあらずかなと思う……。
後者は、フィルが引っ越さねばならなかった原因や、会えなくなった原因をつくったのがミリーナという可能性。まあフィルは男性のようなので、そうだとしてもあまりドロドロしなそう。 

さて、そんなイクスとミリーナの微妙な幼馴染みでしかないはずの「フィル」をマークが追っている、ということが今回明らかになりました。やっぱりマークはイクスたちのことよーく知ってるんだよね。それこそずっと昔から。

一体フィルにどんな役割があるのか、マークとどんな関係なのか、とても気になるところ。イクスの物語をさらに加速させていくであろう。ビジュアルは金髪の少年希望です。笑

 

12章では、いよいよ「アイギス計画」についてゲフィオンたちから語られ、物語の核心に迫っていくといった感じでしょうか。
11章は、ロイドとリヒターに会話があったのも嬉しかったです。レイズは原作世界の写し身であるという設定上、こういう絡みがみられるところが面白いです。 

ちなみにもう何回まわしたかもう覚えてないんだけど、結局水着イベントではガイ魔鏡出なくてコレット魔鏡3、イクスミリーナ魔鏡1ずつ、☆4武器大量でイベント終了しました(白目)
fgoの孔明とか、FEHのセネリオとか(セネリオはティアマト引き続けて最後にやっと1人出たけど)、どのスマホゲでも本当に欲しいのがほんとに出なくて、逆に感心してしまう。 

読んでいただきありがとうございました。