二月の星のうえ

テイルズが好きです。ほぼネタバレに配慮していない個人的な感想です。

【TOtR】レイズ2部10章までの考察と敵陣営の目的まとめ。あなたへの想いが我が剣となり

テイルズオブザレイズ ミラージュプリズン10章『己の信条を胸に刻み進む騎士』が配信されましたので感想です。
スッパ待ってたよ~~~~~~~!!!!!!!シナリオでもバトルでも最高にかっこいいよ~~~~~~~ありがとう~~~~~~!!!!!!!!スパーダちゃんとみんなの話聞いてこれから難しい話にも参加するんだぞ!!!!お前なら出来る!!!!!あと100万円払うからスパーダがハグしてくれる動作も追加してくれ~~~~!!!!レイズちゃんありがとうな~~~~~!!!!!

スパーダのガラの悪さほんと好きなのでスキットもめちゃくちゃ面白くて最高すぎた。不良というか口の悪いお兄さんたちめちゃ良い。レイズのルークが親善大使だったらあそこに入ってたんだろうな~~。
あと実家が金持ちおぼっちゃまキャラ揃ってきたからそういう集いも見せて欲しいね~~~!あ~夢が広がる!楽しい!!スパーダすき!!

無駄に二刀流キャラ調べてしまった。ユリウス入らないんだ~へ~って感じ。スパーダの二刀流基準が難しい。

さて、2部に入ってからいろんな設定が出てきてずっと話の全容がわからなかった気がするけど、ようやく(何がわからないのかの)道筋が見えてきた気がするので整理したい。
どうやら敵さんチームはそれぞれの目的が全く違うようなのでそれをまとめます。

■メルクリア

目的 カレイドスコープによって光る砂とされ、失われたビフレストの民を甦らせること=リビングドール計画。
手段 人間の心核を取り外し(心を物質化して取り出す)、そこに人工心核を取り付けて金色の砂(アニムス粒子。ビフレストの民の魂)を閉じ込め、キメラ結合(複数の性質が混ざり合う意)させる。
つまり、死の砂嵐となって漂っている光る砂からビフレスト民の魂を選別し、生きている別の体にその魂を入れるというようなこと。
今後 今後の研究次第では犠牲を強いることなく死者の蘇りを可能にできるかもしれないが、やり方について見直すつもりはない。
バルドの立場 バルドはこれを止めたいと思っている。この計画は、亡くなった世界中の人々を甦らせるのではなく、ビフレストの民だけを甦らせるもの。生者の体を使って、死者――とくにビフレスト国民だけを甦らせることには懐疑的。
ミリーナ陣営の対抗策 現在、死の砂嵐はイクスによって魔鏡結晶の中に封じられているが、外部からアプローチすれば光る砂を取り出すことができてしまう状況。そのため、光る砂および死の砂嵐を完全に消滅あるいは封印させることが必要。

今のところ、メルクリアの目的が一番わかりやすく、対処方法がはっきりしています。
ちなみに、リビングドール計画発案のヒントになっていそうなものは以下のとおり。
・グレイセス。リチャードに取り憑くかたちで融合していた「ラムダ」の性質
・シンフォニア。マーテルの器となった「再生の神子」の性質
・イノセンス。一つの身体に、同じ魂が分裂して存在しているようにも思える「転生者」の性質
・ゼスティリア、ベルセリア。別の魂である天族と融合する「神依」の性質

■デミトリアス

目的 虚無(魔鏡戦争でのカレイドスコープ乱用により生まれた何もない空間。1部ではこれが世界の殆どを飲み込んでいた)の保護??なぜ虚無の保護が必要なのかは不明。
たぶん主導していること 主に、ダーナの予言、精霊、命を持つ武器の研究を行っている模様。
・虚無の保護には太陽神ダーナと精霊の力が必要なため(なぜかは不明)、鏡映点の体にダーナ神を宿す「神降ろし」の儀式を行う。併せて、ダーナの器に最も適する筈のダーナの巫女(ヨーランド)も探している。
・はぐれ鏡映点および特異鏡映点の収集。
・「精霊クロノス」「エターナルソード」「骸殻」「分史世界」等、時間にまつわる異世界の力の研究。
・この世界では殺された精霊マクスウェルの代わりに、分史ミラを具現化。
・スパーダの前世である、命をもつ武器の研究。

今のところ目的が全然わからないので、やってることが何に繋がってるのかが一番よくわからないです。

■ナーザ(ウォーデン)

目的 ダーナの揺り籠(創世神話の言葉。このレイズ世界の意)を守る。
手段 ダーナの予言では「鏡精がこの世界を滅ぼす」といわれているため、鏡精と鏡精を生み出す鏡士を殺す。
もともとビフレストでは鏡精は「悪しきもの」とされており、皇族としての彼は生前から、鏡精を復活させたセールンドの鏡士を憎んでいた。
他の企てについて セールンド王国の連中に与するつもりはなく、デミトリアスと同じ意思ではない。ビフレストの復活については「愚かなメルクリアの世迷い言」。多少は付き合ってもいいが、ダーナの揺り籠を壊すつもりなら、敵になる。

鏡精絶対殺すマン!わかりやすいけど、わかりやすいだけに「それだけ?」って思ってしまう。まだなんかありそう。

その他不明なこと。

・もう一つのカレイドスコープとそれを隠している仮想鏡界が帝国にある。帝国にもゲフィオンクラスの鏡士がいるということになるがそれは誰か。(たぶんファントムだろうなとは思うけど
・帝国はスパーダの前世のような、命を持った武器に固執しており、魂の分離・融合・憑依について研究している。精霊装を開発していることからも、一つの身体、一つの物質に複数の魂を内包している状態を目指しているらしい。この技術は何に使うつもりなのか
・なぜ精霊マクスウェルを殺したのか。
・バルドはリビングドール計画を止めたいとのことだけど、デミトリアスやナーザの計画についてはどう思っているのか

だいぶ風呂敷広げられてますが、これから順に回収していく感じになるのかな。
とにかくまだよくわからんことの方が多いので、どう話をまとめてくれるか楽しみです。

内通者は誰なのか

今回、ミリーナ陣営内の情報が漏れているのでは?という疑惑があり、「内通者は誰?」って話になりました。ただ、ルカの言ったとおり、スパイというよりかは知らず知らずのうちに情報を渡してしまっているという方が実態に近そう
そういう話をしてるときに「鏡精のリンク機能」について触れられたので、もう犯人それじゃねっていう笑

「鏡精のリンク機能」は、ビフレストの古い書物にしかない理論ですが、今のコーキスには明確にそれが発動している。イクスの力が暴走しているためにマスター側で本来独立しているはずの感覚がリンクしてしまっていて、コーキスの目や耳で受けた情報がイクスに流れている。
つまりは、鏡精から鏡士に視覚や聴覚情報が漏れているってことですよね。

明確にリンク機能が働いているとわかるのはコーキスとイクスの場合だけだけど、他の鏡精と鏡士にも普段から起きていて、なんらかの方法でその波動的なものを受信したりハッキングすることもできてしまうとしたら??

今回「カーリャ、そっちはどうなってる?」って、カーリャに状況を聞くシーンが多くて、仮想鏡界から出られないがそれゆえにミリーナ陣営のすべての情報がカーリャに集約されているかのような印象を受けました。
一番効率よく情報を漏洩させるなら、カーリャから、ということになるのかもしれない。
でもカーリャと繋がっている鏡士はミリーナと、魔鏡結晶の中にいるゲフィオンだけなので、そこから漏洩させるにはハッキング的な方法が必要だけど、現段階でそれに繋がる要素はないのでこの線はないかも。

そこで一番あやしいと思うのがマークなんだよね。
マークはフィリップの鏡精だけど、1部ではファントムがはっきりと「鏡精を共有している」と発言していたし、ファントムは生死不明だったけど実は生かされていて帝国側に捕らわれているかもしれない伏線もあったし、ジュニアもたぶんやろうと思えば共有できると思うんだよね。
マークやフィル自身には自覚はないだろうけど、状況的には疑わしさしかない。

鏡精とは何なのか

鏡士の痛みが鏡精にもリンクされるという話が出たけど、鏡精側の痛み(コーキスが魔眼の力放ったときの反動とか)は鏡士にフィードバックされてないよね?
うーん。遠く離れた場所でも一方的に目や耳として利用でき痛みも感じないなんて、鏡士にとって鏡精はかなり使い勝手がいい兵器だよなーと思う。
2部1章で、コーキスが「鏡精といえども主人の本当の心まではわからない」「鏡士は鏡精を【謀れる】んじゃないのか……?」と言っていた懸念に、いよいよ繋がってくるのかな。
ナーザが絶対鏡精殺すマンなのは、鏡精は鏡精自身の意思とは関係なく世界を滅ぼす兵器たりうるから(鏡士が悪なら悪のために使われてしまう道具だから)、なのかもしれないね。

ビフレストとセールンド

ビフレストがオーデンセ島を襲撃したのはイクスが22歳の時です。
また、1部冒頭でミリーナがはじめて鏡精を具現化したシーンがありましたが、それは二人目のイクスとミリーナで、この出来事は厳密には一人目のイクスとゲフィオンの過去じゃないんだけど、彼らは島ごと具現化されているから島の習慣も当時のものになる。だから二人目の場合も、一人目の場合の焼き直しみたいな感じになってるとしたら、彼らが17歳の頃にはすでに島には「鏡精を具現化する術」が当たり前にあって、ビフレストが侵攻してくるまでに少なくとも5年の期間はあったということ。
ビフレストも、鏡精を具現化しないようにってかなり長い間平和的に交渉してたのかもしれない。でもオーデンセがそれに応じなかったから強行手段に出たわけで。

そうすると、イクスが死ななければならなかった本当の原因はビフレストではなく、オーデンセ島・セールンドの鏡士たちの行いにあったわけで、ミリーナの復讐は本当に正しかったのかなーとかまたなんか鬱になりそう。

オーデンセの鏡士がなぜそこまでして鏡精を復活させたのかはわからないけど、ミリーナもフィルも鏡精が原因で襲撃されたとは思ってなかったし、その術を鏡士見習いのミリーナも普通に知っていて、悪だとは少しも認識していなかった。
ビフレストとセールンドに伝わる伝承が違うのか、もっと別の思惑があったのか、陰謀渦巻く感じがしてとても気になる部分です。

ところでイクスの両親って魔鏡の研究で命を落としたことになってるんだけど、何してたんだろうね。その両親がおこなっていた魔鏡兵器の研究を受け継いで、ミリーナとフィルはカレイドスコープっていう最悪の兵器を完成させちゃったわけだし。
なんかこのへんのことにイクスの両親が関わってるような気がするよね。ぞわぞわする。

イノセンスのみんなのやり取り最高すぎたからもう一回イノセンスやろうと心に決めました。

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