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二月の星のうえ

テイルズが好きです。ほぼネタバレに配慮していない感想です。

【ベルセリア】パーフェクトガイド(ファミ通攻略本)レビュー・疑問点

テイルズオブベルセリア 攻略本・書籍

テイルズ オブ ベルセリア パーフェクトガイド(11/18発売)買いましたので、簡単にレビューするよ。

ページ数は495ページ。公式コンプリートガイド(9/17発売)が605ページでしたが、ファミ通の方が紙が厚いので辞書かよってくらい分厚いです。

そのだいたいの内訳は、
 ・システム関係 80ページ
 ・メインシナリオ・サブエピソード関係 120ページ
 ・アイテム等各種データ 110ページ
 ・世界設定考察 10ページ
 ・人物読解(イラスト含む) 80ページ
 ・イラスト・設定画 40ページ
 ・用語辞典 15ページ
といった感じでした。

ベルセリアはこれまで、公式コンプリートガイド、イラストレーションズと関連書籍が出ていますが、今回のファミ通攻略本で初出の設定画がけっこうありました。とくにサブキャラクターやエンドロールに関する設定画は、今まで見たことのないものがいろいろ出てました。「セリカの息子ライフィセット」可愛かったです。

テイルズでは恒例の「ファミ通攻略本」ですが、とくに世界設定考察や用語辞典にみられるファミ通編集部独自の解釈は、良くも悪くも微妙な情報や疑問点もあったので、細かく検証してみたいなと思います。

なおその都合上、ゲーム本編と公式コンプリートガイドを一応の「正」として考えることとします。

ファミ通攻略本記載事項(該当ページ) 所感
人ならざる者」とも呼ばれる聖隷は自然界に由来する力を持ち、自然現象として力を行使することができる。(338) 十二歳病の説明に「人ならざる者を見た際の呪いとも言われ…」とあったが、ゲーム中でそれが聖隷だとは明言されていないはず?(街の人の話から想像はできるが)聖隷が「人ならざる者」と呼ばれている描写なんてありましたっけ…?
■四聖主の聖地
火の聖主ムスヒ→ノースガンド・キララウス火山
水の聖主アメノチ→サウスガンド・聖殿パラミデス
風の聖主ハヤヒノ→不明
地の聖主ウマシア→アイルガンド・イボルク遺跡(338)
TOZの「風の試練神殿ギネヴィア」は、TOBではウエストガンド・ワァーグ樹林やノーグ湿原の南にあたる場所にある。各領に聖地がありそうなので、Bの風の聖地は不明だがウエストガンドにあると予想。
ちなみにミッドガンドには地脈浸点があり、そこに聖主の御座が作られている。
聖隷はもともとこの世界で生まれた生命ではなく、数万年前に、地上世界に対する天界より降臨した「天族」の一派。(中略)現在地上にいる聖隷たちは、当時の追従者とその子孫で構成されている。(338) え~と、天族(聖隷)は人から転生したり地脈から生まれたりする一方で、子を授かることができなかったと思いますが…。アイゼンやエドナは例外的に家族関係を結んだだけだし、聖隷に「子孫」という概念は存在しないように思うのですが。
ドラゴン化を阻止するには、彼らが宿るための清浄な器が与えられたり、対魔士の手で意志を封じられることでも、ある程度の効果が認められる。(339) 聖隷は自ら穢れを生まないので、聖隷の意思を封じることに効果があるのが謎です。フィーがドラゴン化しかけたときのように、対魔士の体を器にすれば大丈夫って意味なのかな…?
業魔になった者は己が抱えた業に縛られたまま自然の摂理に反した長命を獲得し、不条理な生き方を強いられる。(340)
業魔被害の拡大が危惧される最大の理由は、業魔が圧倒的に長い寿命を持つことと…(341)
以前の記事で書きましたが、業魔の寿命は「クロガネは何百年生きている」ということがわかっているだけで、すべての業魔が長命であるかどうかは明言されていなかったはずです。どうなんだろう。
緋の夜は、人の業を呼び覚まし、とりわけ業魔を生みやすい。対魔士にとっては災いを招く夜であると同時に、古来より特殊な術式を執り行う日としても扱われてきた。(342) カノヌシ復活の儀式以外で緋の夜が条件となるものなんてなんかあったっけ。
◇対魔士の等級
【特等対魔士】
S-1(先代):クローディン・アスガード
S-4(欠番):マギラニカ・ルゥ・メーヴィン
【一等対魔士】
■ゼロナンバー(A-01~09)
A-02:オスカー・ドラゴニア
A-07:テレサ・リナレス(のちに降格しA-30)
■テンナンバー(A-10~19)
A-18:エレノア・ヒューム
(343)
ナンバリングがきっちり書かれていました。クローディンとマギルゥは予想の通り。 オスカーやエレノアは、これまでゼロ/テンナンバーに属することまでしかわかっていませんでしたが、序列まで判明。しかもテレサはシルバを取り上げられたあと降格してる。
年表<13年前
・ロウライネにてクローディン、アルトリウスをかばい死亡
・アルトリウス、失意のうちに聖寮を去りアバルに辿り着く。セリカと出会い「アーサー」として暮らす
(344)
ゲーム中では10年以上前ということしかわからなかったこの時期が「13年前」と断言されている…。
ライフィセットがまだ1歳の頃で、両親が死んだばかりなので、かなりタイミングよくセリカの前に現れたということになる。
ライフィセット(弟)→転生→カノヌシ (345) 転生したわけではないと思います。
大事な問題なので別記事でまとめて書きます。
7つの口である喰魔は、カノヌシの力を分け与えられた存在。本体である光の竜に喰われることでその一部となり、力を授かった状態を指す。(347) 確かにベルベットはそのようにして喰魔の力を得た(あらすじの内容とも一致)ようですが、他の喰魔もそんなことがあったのかな…。
クローディンは生涯「理を超えて願い想う『理想』」こそを強く信じ、人と聖隷の共存を願っていた。そのため対魔士としての一生を、聖隷への祈りと加護を説くことに充て続けたのだ。(中略)文献の研究からカノヌシの存在を知るも、異質な本質を、彼は救いとはみなさなかった。(348)
クローディンを師とするアルトリウスにとって、本来の理想はやはり聖主契約による共存世界だった。(中略)彼はカノヌシの復活と鎮静化を、祈りを失った人にとってふさわしい救いと見なした。(349)
おお~!私の考えとまったく同じ!だから聖主との契約を試みて、でも二柱までが限界で、挫折しかかったときにアルトリウスに継いだわけで。 それでも結局人の祈りは消えたままで、アルトリウスも挫折し、さらに大事な人も亡くしたことで、完全に人間を見限ったということになるかな。 もともとは、師もアルトリウスも今とは違う人間味のあるやり方で理想を目指していた、というのが本当に悲劇的である。
アルトリウスがカノヌシを制御するうえで行ったのは、理想の実現の日まで「己の絶望を強く封じる」契約だ。この「対価」を得るために誓いにしたのが、「愛する義妹と義弟を犠牲にする」ことだった。(349) 以前の記事で書いたことが微妙に当たっていて驚きました。「アルトリウスの誓約とはなんだったのか?」は重要な問題ですが、あらすじや発言内容からなんとなくそうであることは推測できるものの、これもゲーム中や他の書籍ではっきりと書かれていることではありません。
マギルゥは、伝承上は初代の「刻遺の語り部」となり、世の趨勢を語り継ぐ「看取る者=メーヴィン」を名乗る。のちの語り部の歴史では「初代が禁忌を犯した」と伝えられるが、これは彼女が「災禍の顕主に与して導師を殺した」事実が口伝されたものと考えられる。(349) マギルゥを初代とするのは納得できます。個人的には以前の記事で書いたとおり「初代の犯した禁忌」は「メルキオルが過剰に歴史干渉したこと」に由来すると思っていましたが、確かに表の歴史からすると、導師が「正」なので、災禍側にいたマギルゥは悪党だったというわけですね。ただこのへんの導師の記録はパーシバル王子が抹消したはずですが、だから「口伝」としているのか。

上記のとおり私が「んん?」と思ったのは、恐らく「編集部独自の解釈」にあたる、ゲーム中では裏が取れない部分です。

書籍として発行されている以上はある程度の信頼性があるものだとは思います。本書を批判するつもりはございませんが、ただ、スルーできないほど気になった箇所を挙げさせていただきました。
また、本書では「カノヌシはライフィセットの転生」という解釈で書かれていますが、これについてはもう少し細かく記しておきたいので、後日、用語辞典の内容とあわせて記事にしたいと思います。

ポケモンやりたいのでひとまずこれにて失礼します~~

テイルズ オブ ベルセリア パーフェクトガイド

テイルズ オブ ベルセリア パーフェクトガイド